新潟空港1階国内線チェックインカウンター向かいのエントランスガラス面にステンドグラス作品『佐渡ものがたり』が設置されました。

このたび財団法人日本宝くじ協会による社会貢献事業の助成を受け、観光振興のため全国の駅や空港に芸術作品を寄贈するなどパブリックアート普及事業を推進している公益財団法人日本交通文化協会（東京都千代田区有楽町）により寄贈を受け、当日のステンドグラス除幕式典においてお披露目されました。

この作品は佐渡出身で（当時）東京藝術大学学長を務める宮田亮平先生の原画・監修によるもので、制作はクレアーレ熱海ゆがわら工房（静岡県熱海市）にて行われました。
佐渡出身の宮田先生が自身の故郷を描き、佐渡の名物・観光資源である朱鷺やトビシマカンゾウ、たらい舟、能、金山、鬼太鼓などが並ぶ楽しく色鮮やかな作品となっています。

太陽の光を取り込むステンドグラスは、季節、天候、時刻によって異なる表情を見せます。
また、ステンドグラスのガラスはひとつずつ手作りで作られたドイツ製アンティークグラスを約１００種類・２５００ピース使用し、表面にある微妙な表情が美しい映り込みを作り出し、彩りあふれる空間を作り出します。

大きさが縦２．４ｍ、横９．２ｍのこのステンドグラス『佐渡ものがたり』が新潟の空の玄関口の新たなシンボルとして、末永く親しまれることを願っています。

　　　　◆国内線出発ロビー前ガラス面への設置の様子